« いいか、俺から逃げるんじゃねえぞ! | トップページ | 予想通りの? ハプニング発生 »

2009年2月26日 (木)

国家公安がまず最初に実施して欲しいこと

テクノロジー犯罪に遭遇して379
私は東京都豊島区南長崎4丁目に住む在宅ワーカー内山治樹という47才の男性です。ハイテクノロジーを利用した犯罪者との格闘を毎日一方的に強いられ続けています。このブログはその被害報告を兼ねた日誌です。12月5日被害報告書籍「早すぎる? おはなし」発行。現在講談社出版サービスセンターより発売中! 詳しくは文末の広告をご覧下さい。

2月25日(水)
嫌がらせの度合い:●限界 ◎特に酷い ○酷い △普通(我慢できる程度)×ほとんどなし
今日の嫌がらせ:声○ 肌の撫で回し○(胸、腹部、右膝、脇の下、背中、腕、肩、尻)気配△ 電磁波△(頭部に強い照射感と圧迫感、背骨に圧迫感、肝臓に痛みと照射感、身体各所に瞬間的な痛み、右胸にいらいらを誘発する刺激)入浴時◎

今日も午後から被害関係のことで慌ただしいことになる。まずテクノロジー犯罪被害者は十中八九の確率で非被害者の人々とは違い、何らかの影響を身体に強要されてしまっている。一番確率が高いのが電磁波、携帯電波に近い人工波である。かれこれ私も2年半に亘り毎日その影響を受けている。被害者の誰もが己の身体にどういう悪影響があるのかが不安なのは当たり前のことである。「NPOテクノロジー犯罪被害ネットワーク」でも電波の専門家によるレクチャーをメインに選ぶのもそういう配慮を十分気遣ってのことであろう。
「NPOテクノロジー犯罪被害ネットワーク」以外の被害者の方にもそれが気になってしようがない方がいて、3月中に有志でそれを専門家に尋ねに行く段取りをまずは行った。
次に最近顔を合わせた被害者の方のために被害者同士繋がる機会をつくるよう数名の被害者の方にメールを送る。
さらによりパーソナルな視点からこのテクノロジー犯罪という前代未聞の人権侵害行為について知って頂きたいと思い、テロ犯罪被害経験者であられる方1名とその方を取材した記者の方宛に、この方の個人ブログを通し広報活動を行う。できるだけ返信をして頂くようお願いしておいた。このあたり、即ち一般犯罪被害経験者や一般犯罪取材経験者側に対してもこの事態について知って頂き、よりパーソナルな視点から対応できる器をそろそろ設けておかない事にはまずいという危機感を私は感じ始めている。

テクノロジー犯罪と称されるレイプ同様の過激で強引な内面破壊強要行為により強迫観念に心を苛まれ、社会の外へ孤立せざるを得なくなってしまった方々に対する配慮は急いで行わなけれないけないであろう。孤立している被害者に共通しているのはこの目に見えない方法に対する不安と怯え、怒りである。それを人間的な配慮でいかに鎮めるか、それは被害者を援助する立場にある者は絶対に考慮しなければいけなくなるだろう。
そんな作業に明け暮れているとやはり「NPOテクノロジー犯罪被害ネットワーク」の会員の方から被害報告書籍のチラシの郵送の注文が届いた。すぐに手配。
さらに本業のお客さんからも打ち合わせの依頼が入る。これも出版社へ電話をかけ対応依頼。
これらを上半身と右膝に対する肌の撫で回しと背中から気味悪くまつわりついて来る人の気配を強要されての状況下で行い続けた。

気がつくと午後も随分過ぎ、夕方に差し掛かっている。今日は18時より私が所属している法人団体の定時総会が市ヶ谷の某ホテルで行われる。結局17時10分頃まで仕事部屋でメール作成のためにキーボードを打ち続けているといった有様。ぎりぎりで家を出て市ヶ谷に向かう。
到着後すぐに総会が始まり、かしこまった空気の中で会長の挨拶や来賓の話、次に今年度の事務報告云々が続き、1時間以上が経過。その間、狙いを済ましたように上半身に強い不快感を与えられ続けた。少しでも気を緩めると、下らない音声送信が入り込もうとする。これらも十分嫌がらせの効果を考えたうえでの行為であることは十分察することができた。特に身体に与えられた不快感はひどく、いらいらを誘発する右胸に対する不快な刺激はかなりに長い間に亘り強要された。このあたりはかなりの質の悪さであるし、罪の重さもかなりのものであろう。

総会後は広間で懇親会となる。ここで感じたことが1つ2つある。私の被害報告書籍「早すぎる?おはなし」を購入なさってくれた方の反応についてなのだが、これは非被害者の方々特有の捉え方ともいえるのだろうが、内容についてどう説明してよいのか分からないといった感じなのだ。これは被害者からしてみると当然の反応で、こちらの方が気を使ってしまうぐらいのところで、さらに犯罪被害の経験のない場合、そのためらいやとまどいは高くなってしまう。
「本当に口じゃどう説明すればいいのか」
なんていうセリフがどうしても飛び出してしまうのだ。
これが被害者になると
「待ってました、待ち望んでいました、やっとこういう本が出てくれました」
になるのだ。
この2つの口語文の間にある溝の深さはまだ健在のようで、大きな課題として被害者側はまだまだ取り扱わなければいけないようだ。あれだけ平明な表現に徹しているのにも関わらずこういう状況なのだ。とはいえ今日「早すぎる?おはなし」について比較的話ができたのは2名ほどの方だった。今後もう少し嬉しい反応を示してくれる読者の方が出てくることを祈っているが、話をして下さっただけでも大変に光栄なことだった。
それだけにまず今後国家公安がこのテクノロジー犯罪について最初に行ってほしいことの一つとして、この加害装置と同様の装置を使用し、生体情報を摂取しないでよい状況下で(有線の下)被害者の身近な存在の全ての方々に被害の疑似体験を実施してほしいのである。五感に対するさまざまな刺激や操作を私たちと同じように半日なら半日体験してもらうことにより、この恐るべき人権侵害行為の実態を身体で知ってもらうのだ。それを実施して頂かないことにはいつまで経っても被害者と非被害者の間に存在する溝は埋まらないであろう。
さらに新宿警察署の巡査部長の方もいらしたので、NPOよりの要望に対し、総理府と警察庁よりの反応があったことを口頭にて伝えておいた。

この定時総会の間にも携帯には新たな被害者からの伝言が1本入っていた。
21時半に帰宅後、2匹の愛犬の散歩に出る。2時間ほど走ったり歩いたり、酔い覚ましと腹ごなしになり、すっきりした気分で仕事部屋に戻り、メールを立ち上げると、一昨日お会いした女性被害者の方からメールが届いていた。周囲との関係を一切打ち切り今まで通りの状態に戻りたいとの内容のメールとなっている。強迫観念に苛まれ周囲の全てが恐ろしいものに思えてしまったり、精神的に疲れ果て何もかも捨ててしまいたくなったり、そういう心理状況になってしまっているのだろう。こうなると基本的には本人の意志に任せる以外にないのが現状なのである。私がプロのカウンセラーや公安側の人間なら、さらに立ち入った対応もできたであろう。しかしズブの素人である私にはここまでで精一杯である。あとは放任以外に取る手段はない。
他にもブログのコメント欄より男性の被害者の方より、「早すぎる?おはなし」を購読しているというコメントが寄せられていた。大変嬉しいし、有り難くもあるのだが、孤立している被害者である場合、一応の対応はしなければならないであろう。
今後も顔合わせは積極的に応じていくが、まずは被害者ではあっても夫々の方々の人間的資質に全てが委ねられていることはここに記しておかねばならないだろう。こちらとしてもできるだけ具体的対応は取らせて頂くが、現在取れる手段としては豊かな被害経験のある、常識豊かな被害者の方々と繋がれるということと、有志による被害者の集会やディスカッションに参加して頂く機会を得られるとか、せめてもの安心感を与えることができるぐらいだと思って頂きたい。
が、この侵害と苦痛の強要行為の場合、何よりも必要なのはそういう心の援助ではないのかと私は思っている。

愛犬の散歩の最中に思っていた以上汗をかいてしまったので、帰宅後シャワーを浴びる。すると強烈な尻と右膝の撫で回しが発生。直立状態が不可能になる。撫でているというよりも皮膚を握っているかのような刺激の強さである。これは絶対に記録しておかねばならないだろう。
入浴後、読書をしていると私の読んでいる文章を音声でなぞる嫌がらせが発生。それが不快なのでこちらも声を出すと。「独り言を止めて欲しい」との送信。
「お前ごときの醜い声を聞きたくないから、お前よりも遥かに美声の俺の声を聴いてんだよ、文句があるんだったら出てきな、どうせ無理だろ」と一喝してやる。しかしまあよくもまあここまでぞんざいに扱われ付きまといを続けられるものだ。絶対に彼らの心はヒリヒリしているはずである。
就寝しようとすると、これまた情けない潰れたような老人の声で延々と「おっぱいもみもみ、おっぱいもみもみ、おっぱいもみもみ……」という音声送信。
もう無視する以外になく、ベッドの中で10分ほど読書をし、寝付いた。


さて被害報告書籍「早すぎる?おはなし」の現状ですが。講談社の個人出版部門講談社出版サービスセンターに問い合わせてみたところ、1月の講談社への直接発注が書店より107冊、個人より3冊ということでした。2月に入り23日の時点ですでに41冊が直接発注されていて、さらに12月の注文数106冊を加算すると講談社出版サービスセンターだけで249冊。そこに私個人から手離れした冊数が現在のところ120冊なので計377冊が世に出たことになり、これに東販と日販ルートで全国に出回った売り上げ数を加算すればよいのですが、それは具体的な数は不明で推測に頼るしかないのが現状となっています。推定で100冊とみても合計で約500冊は発売より2ヶ月で出回ったことになります。出版社からはなかなか順調なペースという評価を頂きました。因みに総印刷数は1,000冊です。

早速コメントを頂いたりし、反応が帰ってくるたびに胸をなで下ろすような現状です。そんなわけですのでお読みになりました方はよろしければ何かしらかのコメントお寄せ下さい。今後のためのデータにもなります、重ね重ねよろしくお願いいたします。
いずれにしても公安が頼れない状況です。庶民は庶民の立場からこの事態を広め、社会現象となるように広報に務めていきましょう。そう遠くないうちにその努力は結実するはずです。それと講談社という日本を代表する出版社がバックアップしてくれていることも説得材料としてご利用下さい。これは特に重要なことです。

余談になりますが個人出版には報酬というものはありません。もちろん原稿料や印税なども当然ありません。出版のために支払った費用が売れた分戻ってくるだけです。よって著者が黒字になるということはないのです。増刷されても増刷料金が発生するだけで、報酬は発生しません。そこを誤解なさる方が多いようなのでとりあえずここに記させて頂きます。著者の目的は飽くまで広報一本だということをご記憶願います。一応私もNPO団体の会員ですので……


被害報告書籍「早すぎる? おはなし」は無事発行されました。その広報チラシの画像はまだ当分貼っておくことにします。コピーは自由ですのでどうぞデータとして欲しい方はご利用下さい。さらに現物が欲しい方は、コメントおよびメール(nra16393@nifty.com)にて私、内山治樹まで住所等をお知らせ下さい。お一人1〜10枚まで着払いで宅急便でお送り致します。是非広報の材料としてご利用ください。

1_7

2_5

« いいか、俺から逃げるんじゃねえぞ! | トップページ | 予想通りの? ハプニング発生 »

ハイテク犯罪」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 国家公安がまず最初に実施して欲しいこと:

« いいか、俺から逃げるんじゃねえぞ! | トップページ | 予想通りの? ハプニング発生 »